【ふりぃ助産院】助産師たにしげです。
今回のブログは、たにしげの別の活動である【サロン ふりぃ】に投稿した内容を一部変更して掲載しています。
猛暑日が続いています (>_<)
今年は梅雨期間も暑かったです。
こんな時によくきかれるのが
「クーラーって使わない方がいいんですよね?」と
クーラーにまつわる質問です。
赤ちゃんのいるママから質問を受けることが割合的に多いですが、老若関係なくきかれます。
そんな時に、最近はこう答えています。
「クーラーは、絶対に使ってください!」
私が助産師になりたての20年近く前だと、
「なるべく、使わないにこした方がいいです」とお返事をしてたこともあります。
年配の方であれば、
「私たちが子どもの頃はクーラーがなくても大丈夫だったわよ(^^)v」
とおっしゃる方もおられるかもしれません。。。
でも!状況が全く違います!
当時は気温が30度を越えると騒いでいました!
つまり、一夏で30度を超える時間の方が少なかったわけです。
でも、今は、30度だと「あぁ、まだましね」ですよね
暑いときなど、体温(36度台)を通り越して、発熱以上の気温になります。
場所の状況によってはそれ以上に上がるわけです!
クーラーに関して気になって、質問をされる方の本当の知りたいことは
「元気でいるために、クーラーを使うのがいいのか、どうなのか」だと思います。
今の時代は、 元気でいるために、クーラーを使うことを強く勧めます!
その時に、追加で説明することが二つあります。
・「眠れる」温度 (-.-)zzz…に設定してください
「何度くらいに設定したらいいですか?」も追加で聞かれます。
エアコンの設定温度に関してエビデンスの有る状態ではないようですし、あくまで、私の主観です。
暑さ寒さに対する感想も人それぞれですし、ついでに住宅事情や寝室環境も人それぞれなので、
一律「何℃」といえないと思っています。
人間の本来の回復は、睡眠が主です。「眠れる」ってことが大事です。
「眠れない」と本来もっている回復力を発揮することもできません。
そこで、眠りを妨げない温度で設定することをお勧めしています。
暑くて目が覚めるのならば、下げる
寒くて目が覚めるのならば、上げる。もちろん、掛け物着る物の変化でも対応可能です。
タイマーの設定も同じと考えています。
設定することで目が覚めるのならば、夜通しつける
夜通しつけることで、目が覚めるのならば、タイマーを設定する。
日中も、「お昼寝するなら、眠れる」を基準にしてもいいのではと思っています。
赤ちゃんのためだけじゃなく、夏場はママも日々の疲れは強くなります。
赤ちゃんもママも眠れるちょうどいい温度を探してみてくださいね
たまに、赤ちゃんに関して
「将来、汗をかけなくて困らないために、汗腺の数を増やすために、クーラーはよくない」
という意見を聞くことがあります。
汗腺数に関しては古いデータしかないと、
私がよくブログをチェックして、信頼できると思っている医師の方が書かれていました。
(本来、論文を自分であたるべきですが、
検索、取り寄せ、言語の問題で、ハードルが高くできません。ごめんなさい(>_<;))
汗腺の数に幼少期の環境は影響する可能性がないとはいえないが、その差は対した影響ではない
と解釈できるようです。
個人的に解釈を重ねると
泣いても、寝ていても汗を全くかかないほどの低い温度で、家の全ての部屋・廊下をコントロールして、
冬になるまで(最近は11月くらいまで暑いですので)一歩も外に出ない、出さないという
不可能に近い、極端な生活をしなければ、汗腺への影響は考えなくてもいいのではないかと思います。
赤ちゃんの眠りやママの眠りについて、不安やしんどさがあるときも
【ふりぃ助産院】ではご相談にのります。ぜひ、一度、ご連絡ください